尿道炎
尿道炎とは、細菌などが尿道に感染することにより引き起こされる病気です。
尿道炎=性病とは限りませんが、性感染症のクラミジアや淋菌などが原因のこともあります。
尿道炎
【目次】尿道炎
原因 | 症状 | 検査 | 検査費用(保険診療) | 検査費用(自由診療) |
治療法 | 治療費用(保険診療) | 治療費用(自由診療) | 注意点 | 当院泌尿器科の診療内容 |
原因
クラミジア、淋菌、その他の細菌・ウイルスが尿道に感染することで起こります。
非クラミジア性非淋菌性尿道炎は、クラミジアと淋菌が検出されない尿道炎のことで、大腸菌・腸球菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマなどの細菌、ウイルス、トリコモナスなどの原虫などが原因となります。
男性は尿道炎のみを発症しますが、女性は尿道が短く、通常、尿道炎は膀胱炎と同時に発症します。
大人だけでなく子供も、細菌が尿道の入り口から感染して発症することがあります。
症状
排尿時の違和感・かゆみ・違和感・ムズムズ・痛痒い・ヒリヒリ・痛み、頻尿、尿道から分泌物や膿が出るなどの症状があります。
症状を感じる部位も、尿道の奥や尿の出口が痛いなど様々です。
人によっては、それらの症状がまったく出ないケースもあります。
検査
尿検査をおこないます。当院では、診察室で尿カップをお渡ししますので、トイレで採尿をしてください。
尿内にクラミジアや淋菌が含まれていないかどうか、菌のDNAを増幅させる精密検査になります。
検査結果はインターネット上で、確認することができます。
検査費用(保険診療)
診察代とクラミジアと淋菌の検査代が、合計2500円前後になります。
検査費用(自由診療)
自由診療のクリニックでは、クラミジアと淋病の両方を検査した場合、14000円から18000円前後が相場になります。
当院では、保険診療を行わない場合には、診察代とクラミジアと淋菌の検査代で合計6000円(税込)になります。
治療法
尿道炎の症状があれば、抗生物質の服用で治療を行います。水分も十分にとるようにしてください。
抗生物質を服用しても治りがよくない場合は、抗生物質の種類を変更します。
ちなみに、ドラッグストアなどの市販薬には抗生物質は含まれていません。
・何科にかかればいいのか?
性病以外の病気もありますので、泌尿器科におかかりください。
治療費用(保険診療)
1週間分の薬代で、1000円前後になります。
治療費用(自由診療)
自由診療のクリニックでは、クラミジアと淋病の両方を検査した場合、10000円から20000円前後が相場になります。
当院では、保険診療を行わない場合には、1週間分の薬代で、9000円(税込)になります。
注意点
尿検査において、クラミジアや淋病が陽性であった場合、治療終了後に完治したかどうか再検査する必要があります。
当院泌尿器科の診療内容
新宿駅前クリニックの泌尿器科では、「尿道炎」の検査と飲み薬による治療を保険診療もしくは、自由診療にておこなっております。
排尿痛、尿道の違和感、尿道から膿が出るなど、尿道炎を疑う症状がある場合、保険適用にてクラミジアと淋菌の検査を同時におこなっています。
耐性菌の少ない効果的な抗生剤を選択しております。
保険適応で診療を受ける場合には、検査代や診察代だけでなく薬の処方も保険適用になります。