保険診療
病気や症状があり、クリニックや病院などの医療機関を受診した場合、かかった費用の全額ではなく、3割(高齢者は1~3割、子供は地域により異なる)を医療機関の窓口で支払います。
その際、毎月保険証の原本を受付で提出して確認することが義務づけられています。なお、コピーでは確認したことになりませんので、医療機関におかかりになる際には必ず保険証の原本をお持ちください。
クリニックや病院で発行された処方せんは、調剤薬局(処方せん薬局)で薬に換えますが、調剤薬局での薬代なども同じく3割を窓口で支払います。
予防接種、美容皮膚科、美容外科、矯正歯科などは、保険適応にならず、自由診療(保険外診療)になります。
自由診療は、医療機関ごとに自由に価格を決めることができるため、全く同じ処置や治療でも、医療機関ごとに料金が異なります。
当院でも、インフルエンザの予防接種などは自由診療、クラミジア、淋病、梅毒などの検査・治療は、保険診療と自由診療の両方をおこなっています。なお、病気を疑わせる症状がなければ、クラミジア、淋病、梅毒などは自由診療になります。
高額療養費制度について(全国健康保険協会)
医療費控除について(国税庁)