その他
帯状疱疹
病気の原因となる、水ぼうそうのウイルスの増殖を抑える飲み薬を使用します。治療開始が早いほうが、治りが早く後遺症を残しにくくなります。
急性期の痛みが強いときは、痛み止めの薬を処方します。
神経痛にはビタミンB12の飲み薬や、ほかの神経痛をやわらげる飲み薬を用いて、痛みをできるだけ軽くするための治療を行います。
魚の目
硬くなった魚の目の皮膚表面を削り、芯となる部分を取り除く治療をします。
自分で削っても一時的には見た目がきれいになりますが、芯が残っている状態では再発する可能性が高くなります。
見た目が似ているウイルス性イボと間違われることもあります。
たこ
患者さんが痛みを感じている、違和感があるような場合には治療器具で削って治します。
湿疹
湿疹はさまざまな原因によって起こります。実際に肌をみて診察を行い、適切な治療法を決定していきます。湿疹が発生したきっかけが分かる場合には、医師にお伝えください。
かぶれ
かぶれの原因となるものを取り除き、治療を開始します。症状をおさえるため、主にステロイドの塗り薬を使用します。
手荒れ
手荒れが発生しやすい状況を問診して、保湿剤など症状に合わせた塗り薬を処方します。
肌荒れ
肌荒れは紫外線、化粧品かぶれ、ひげそり負け、マスク、花粉、ストレス、睡眠不足、偏った食事などにより悪化します。
女性だけでなく男性も肌荒れで皮膚科を受診する方が増えています。
皮膚の状態に合わせて、保湿剤、抗生物質、ステロイド剤などの塗り薬や、抗生物質、ビタミンB(ビフロキシン)、ビタミンC(シナール)、ビタミンE(ユベラ)、トラネキサム酸などの飲み薬を処方しています。
ニキビ、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、乾燥肌などが原因で肌荒れを引き起こしている場合もあります。
日焼け
日焼けは炎症が強い場合、「やけど」になります。患部の状態にあわせた塗り薬を使用して治療します。痛みが強いときは鎮痛剤の飲み薬を使用することもあります。
やけど
やけどをしてしまったら、痛みが少なくてもすぐに冷やすことが大切です。治療では、塗り薬を使用します。やけどの炎症が強い場合には、総合病院をご紹介することもあります。
虫さされ
原因となった虫や出ている症状にあわせて、ステロイドの塗り薬を使用します。
円形脱毛症
症状が出はじめた段階ではステロイドの塗り薬や、血流を良くする塗り薬を使用します。脱毛が起きている範囲や期間によって、治療法を決定します。状態によっては、飲み薬を使用する場合もあります。当院ではステロイド注射はおこなっておりません。
あせも
あせもはかゆみによって肌を引っ掻くことで、そこにいる菌が増殖し感染症を起こすことがあります。治療ではかゆみを抑え炎症を早期に静めるため、ステロイドの塗り薬を使用します。
とびひ
とびひの治療では、基本的に抗生物質を使用します。症状が軽い場合には塗り薬を、炎症が強い場合には飲み薬として抗菌薬を服用します。
ひょうそ
ひょうそとは、指先に起きる感染症です。治療では、抗生物質の塗り薬や抗生物質の飲み薬を使用します。
乾癬
乾癬は、症状にあわせてステロイドをはじめ、ビタミンDなどの塗り薬を選択し使用します。
痒疹(ようしん)
激しいかゆみのある、丘疹や結節のことです。標準的な治療としてステロイドの塗り薬や、かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬の飲み薬を服用する場合もあります。ステロイドが含まれたテープを貼ったり、液体窒素による冷凍凝固法をおこなうこともあります。
【皮膚科の診療案内】